小倉城では、5月19日(月)の「IBD(炎症性腸疾患)を理解する日(World IBD Day)」にあわせて、天守閣を紫色にライトアップします。
IBDとは、「潰瘍性大腸炎」や「クローン病」など、原因不明で完治が難しい慢性の腸疾患を指します。世界各国では、この病気への理解促進を目的として、5月19日を中心にさまざまな啓発イベントが実施されており、シンボルカラーである“紫色”に建物をライトアップする活動が広がっています。
小倉城もこの趣旨に賛同し、全国各地のランドマークと連携しながら、今年も紫色の光で天守閣を照らします。
【ライトアップ概要】
-
実施期間: 令和7年(2025年)5月17日(土)〜5月19日(月)
-
点灯時間: 日没 〜 22:00
-
点灯色: 紫色(IBDのシンボルカラー)
-
主催: 九州IBDフォーラム福岡IBD友の会
【IBD(炎症性腸疾患)について】
IBDとは「Inflammatory Bowel Disease(炎症性腸疾患)」の略で、以下の病気が含まれます。
-
潰瘍性大腸炎(Ulcerative Colitis)
-
クローン病(Crohn’s Disease)
これらは厚生労働省が定める指定難病に指定されており、全国に患者が多数存在します。IBDを持つ方々が社会の中で安心して暮らせるよう、正しい理解と支援の輪が求められています。
【ライトアップの意義】
今回の取り組みは、5月14日~16日に実施される「遺伝性血管性浮腫診断コンソーシアム」主催の紫色ライトアップと連続する6日間の活動の一環です。昨年に引き続き、小倉城・熊本城・姫路城・大阪城など、全国の城が同時にライトアップされ、患者同士のつながりや社会の理解促進に貢献します。
【ご来場の皆さまへ】
-
ライトアップは屋外からどなたでも自由にご覧いただけます。
-
写真撮影も可能ですが、周囲の安全とマナーにご配慮ください。
-
天候などの事情により中止・変更となる場合があります。ご了承ください。